永久カレンダー、トゥールビヨン、引き打ち機構、レバーシリンダー脱進機など機械式時計における偉大で革新的な発明を多数発表しており、顧客名簿にはマリー・アントアネットやルイ16世、ナポレオン・ボナパルトなど偉人達の名前が残っています。
ブレゲを「詳しくは知らないが有名ブランドのひとつ」と思っていた方も、歴史の教科書に名を残すような人物たちの手元にその時計があったと知れば、これまでとは違う魅力を感じていただけるのではないでしょうか。
ブレゲというと、芸術的なギヨシェ彫りや繊細なブレゲ針など、クラシックなドレスウォッチの印象が強いかもしれません。
しかし「マリーン」コレクションは、そんなブレゲの伝統美に、現代的なスポーティーさを融合させた異色の存在です。
1815年に国王海軍時計師の称号を受けたブレゲが二重香箱を搭載した高精度なマリンクロノメーターを製作し、海軍に納品しました。
マリーンはその偉業を称えたモデルであり、ブレゲ初のスポーツウォッチとして、当初は若者をターゲットにしていました。
カジュアルスタイルからフォーマルシーンまで自然に馴染むデザインは、日常使いはもちろん、フォーマルな場でも違和感なく手元を引き立ててくれます。
控えめながらも確かな個性が宿るマリーンは、「他と同じでは物足りない」と感じ始めた大人の男性にこそ、今ふさわしい1本と言えるでしょう。
こちらはマリーンシリーズとしては初めて、チタン素材を取り入れたモデルで、軽量かつ快適な装着感を実現しています。
3針に日付表示というシンプルで機能的な構成は、実用性に優れ、ビジネスシーンにも自然に馴染みます。
インデックスにはローマ数字を採用し、スポーティでモダンな印象を演出。
さりげない遊び心が加わり、スタイルのアクセントにもなります。
さらに、しなやかなレザーストラップとの組み合わせが、落ち着きと上品さをプラス。
こちらは、ホワイトゴールド製のケースに深みのあるブルーの文字盤を組み合わせた、視覚的な美しさが際立つモデルです。
文字盤の中央には、波模様のギョーシェ彫りが施されています。
これは、貴金属仕様のみに許された特別な意匠です。
マリーンコレクションの中でも、ひと目で高級感を感じさせる仕上がりとなっています。
伝統的なブレゲ針とローマ数字のインデックスには蓄光塗料が塗布されており、暗所でも優れた視認性を発揮。
また、ケースサイドには、ブランドの象徴であるコインエッジをさりげなくあしらい、細部にまで丁寧な作り込みが感じられます。
ラバーストラップとの組み合わせが爽やかな印象を加え、夏の装いにもよく馴染みます。
カジュアルすぎることなく、上品さをしっかりと保った1本です。
こちらは、数あるマリーンシリーズの中でも、複雑機構を搭載した希少なモデルです。
9時位置のサブダイヤルにはアラームの設定時刻を表示し、その上部には専用のパワーリザーブインジケーターを配置しています。
アラームのON/OFFは、8時位置のプッシュボタンで簡単に切り替えが可能です。
さらに、3時位置には独立したデュアルタイム表示を備えており、ホームと現地、それぞれの時間をひと目で把握できます。
また、軽量なチタンケースにより、装着感は快適。