シルバーホワイトカラーのダイヤルに、ストライプパターンの組み合わせ!清廉な印象ですね。早速ディティールを見ていきましょう。
ベゼルは斜面を描いて、わずかに二度角度を変えて落ちていきます。この一手間が、キラッと輝くGSウォッチの醍醐味!ガラスはボックス型、全体的に曲線が多く柔和な印象です。
丸みのあるケースから、滑らかに下降するラグ。
リューズから見たところ。トップのストーンはスクエア型になっています。ねじ込み式ではないのですが、巻き上げるとちょうどこの位置で「カチッ」と止まるようになっています。
9時側から見たところ。素材にはステンレススチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「9S86」。マスターショップ以上のショップでのみ取り扱われるキャリバー「9S8」系のGMT機能付きのものです。ハイビートながらパワーリザーブを9S6系より5時間伸ばし、利便性も追及されています。
グランドセイコー エレガンスコレクション メカニカルハイビート36000 GMT 雪化床 SBGJ271 評価
本日の一本目は、ちょうど一年前に発売された「雪化床」をご紹介致しました。雪化「粧」ではなくて「床」なところがイケてますね。日本の四季や情景をテーマにしたダイヤルにはそれぞれネーミングがあって、「雪白(snow flake)」「白樺(White birch)」「雲海(sea of clouds)」などなど。雪化粧はそのまま英語版公式サイトでも「Yukigesho」と表記されています。
ストライプパターンは近年、よく見られるようになりました。スマートで知的な印象がありながらも、汎用性も高いように思います。せっかくだから捻りのきいた二本目以降の相棒が欲しいという方にも、一目ぼれした腕時計デビューの方にも、広くお勧めしたいモデルでした。